ネギ研究会
阿南市福井町の圃場整備事業がすすむにつれて、圃場条件が良くなったので「園芸作物を栽培しよう」という声があがりました。それから栽培品目の検討と先進地視察を行い軽量で高齢者でも栽培が可能な「細ネギ」の生産を推進することになりました。町内から幅広く生産者を募ったところ20名の生産者が集まり栽培を開始し、平成元年6月に福井町農協ねぎ部会として活動を開始していくことになりました。栽培を開始した当初は栽培技術が確立されていなかった為、試験圃場を設けて会員全員が協力して栽培技術の向上と出荷品質の向上に取り組んできました。
生産技術と出荷数量が安定してきた頃、会員とつながりのあった市場関係者からカットねぎによる契約栽培の話があり少量から取り組んで行くことになりました。現在では契約栽培が中心となりJA管内でも契約出荷率の高い品目です。

- 部会代表者名
- ねぎ研究会
- 栽培面積
- 2.6ha
- 出荷時期
- 周年
- 年間出荷量
- 52,243kg
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周年を通じた安定出荷を目指して生産者全員がビニールハウスで栽培をしています。夏場の高温や連作障害により年々栽培が難しくなりつつありますが日々試行錯誤しながら栽培に励んでいます。高品質なねぎを安定して出荷できるよう全会員一丸となって取り組んでいます。
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細ねぎは幅広く食卓で使われており、安定した需要があるので、年間を通して品物が不足しないよう会員全員で安定出荷に向けた栽培技術の向上に努めています。
◎消費者の方へ
「カットねぎ」は消費者に直接販売されるわけではありませんが、加工場にてカット加工された荷姿で最終の消費者の方へ供給されています。周年を通じて安定した数量を出荷するという事が大変難しい状況ではありますが高品質なねぎを安定して出荷出来るようこころがけています。