新野サンチュ研究会
今から15年ほど前に数名の新野、加茂谷、椿の3地区の生産者が集まり栽培を開始しました。周年で安定した出荷を計画し、栽培を始めましたが夏場の高温や台風等の自然災害、ネコブセンチュウによる連作障害等の問題があり栽培に苦労しています。販売先は出荷当初から大阪中央青果をメイン市場として販売し、パック入りから袋入りや10入り等の様々な規格の販売と周年を通じた契約販売にも取り組んできました。これからの栽培環境が厳しくなるなか熱消毒を基本とした土作りを部会で奨励し、お客さんが必要とする夏場に安定した出荷ができるよう頑張っています。

- 部会代表者名
- 長尾 裕生
- 栽培面積
- 1.5ha
- 出荷時期
- 周年
- 年間出荷量
- 80t
部会のPR
部会員全員が徳島県のエコファーマー認証を受け減農薬、減科学肥料栽培に取り組んでいます。牛糞堆肥や稲わらを活用した土作りに力を入れ、栽培に使用する肥料は有機割合の高い肥料をメインに使用しています。農薬も限られた使用回数の中で厳選した農薬を使用し、安全なサンチュを栽培していくことを心がけています。また、部会では年数回の部会員や市場担当者との意見交換会を開いたり、最先端の栽培技術を勉強する視察研修を開く等安定した生産と販売に向けて日々努力しています。
生産物のPR
化成肥料を控え、有機肥料を使うことにより作物の生育は安定し、柔らかく葉色の良いサンチュが生産されています。当部会のサンチュは肥沃な土作りのもとに生産されたサンチュなので安定した棚持ちを高く評価されています。
◎消費者の方へ
数少ない生産者ですが消費者の方の注文数量に答えられるように日々、頑張って生産をしています。安全、安心、高品質には十分気をつけて出荷をしています。焼き肉やサラダ、添えもの等いろいろな用途がある野菜なので是非利用してみてください。