JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
思い通りに作業が進んだ時には、心の中でガッツポーズしています。

植田 豊治さん

就農したきっかけ
30歳過ぎまでダンプカーの運転手をしていましたが、実家が筍と米を生産する農家だったので仕事の傍ら実家を手伝っていました。JA職員の勧めもあり運転手を辞め、同級生が声を掛けてくれたので、13戸ほどでイチゴの栽培を始めました。現在は少ない人数ですが、「よつぼし」という品種のイチゴ生産に励み、福井苺研究会の会長を務めています。
周年を通じた作業
スケジュール
5月上旬に苗を購入し、鉢に植えて、ランナーと呼ばれる茎につく新芽を取り、育てたランナーを9月上旬には本圃に定植し基肥を散布します。収穫は11月上旬から5月の中下旬まで行っています。
農業の魅力
計画通りに、苗をちゃんと立てることが出来、適期に予定通り定植できたときや、思い通りに作業が進んだ時には、心の中でガッツポーズしています。「よつぼし」は栽培しやすく、木がよく生育したときは嬉しく、ハウスでの手入れも楽しくなります。
農業経営における
最終目標
健康には気を付けて生涯現役でイチゴを作ることが目標です。今76歳なので、元気なうちは自分のペースでコツコツと頑張りたいです。
後継者の方に
むけての一言
熱意をもって力を発揮してほしいです。就農するなら、イチゴは土耕栽培のほか、高設栽培や水耕栽培もあるので、農業大学校などで勉強して基礎を学ぶのがいいと思います。うちの孫も大学生で農業に興味を持っているので、知識をつけてほしいと願っています。
消費者の方へ一言
食べる人のことを考え、減農薬にこだわって作っています。甘くておいしく、安心安全な「よつぼし」をぜひたくさん食べてください。
- 経営品目
- イチゴ 16a
米 73a
- 所属部会
- 苺部会・研究会