JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
失敗から学び、次作に向けて改善することで年々スキルアップしている。自分の成長を感じることが出来るのという点も農業の魅力だと思います。
湯浅 幹根さん
就農したきっかけ
専門学校卒業後、県外で美容師をしていました。ハウスすだちを栽培していた父が体調を崩したことがきっかけで徳島に帰ってきて就農しました。色々なタイミングが重なり補助金を活用し、新たに自分のハウスを建て経営を始めました。
周年を通じた作業
スケジュール
7月のせん定からがスタートになります。その後、消毒などの管理をしながら11月にハウスにビニール被覆を行い、11月下旬からは暖房機による加温を開始します。落花した後についた実のサイズが2.5センチを超えたタイミングで、摘果と枝つりを行い、3月上中旬頃から4月末までが収穫期間となっています。5、6月には荒切りといって太い枝を切り、枝の更新を行っています。
農業の魅力
モノづくりの仕事に共通することかもしれませんが、良いものが出来た時の達成感や喜びは農業の魅力だと思います。
また、農業を始めてまだ経験も浅く、失敗したこともあります。しかし失敗から学び、次作に向けて改善することで農業を始めたばかりの自分よりも年々スキルアップしている。つまり、自分の成長を感じることが出来るのという点も農業の魅力だと思います。
剪定の方法も自分なりに工夫してみて次作の結果(収量)につながった時には、自分のやり方が間違ってなかったと実感できて嬉しくなります。自分の思ったことを自分の判断で試すことができるという点でも農業は楽しいですね!
農業経営における
最終目標
新規就農者に向けて国から支給されていた給付金が今年までです。給付金がなくなった後も、すだち栽培で経営が成り立つように父のハウスも受け継ぎ、面積を拡大し、ハウスすだちで経営を安定させることが当面の目標です。
後継者の方に
むけての一言
他の品目に比べると、忙しい時期は収穫や剪定の時期と限定されており、普段の作業量については比較的落ち着いているので意欲があれば一人でもある程度の規模が経営できる思います。
また、農業を始めてからは家族と触れ合う時間も増え、子供や家族とも過ごせることが良いです。
仕事である農業とプライベートを自分で考えメリハリをつけて生活しいていくことが出来るのでその点も良いと思いますよ!
消費者の方へ一言
JAアグリあなんのハウスすだちは徳島県で初めてJGAP団体認証を取得しました。
安全・安心で良いものを作れるよう努力していますのでぜひJAアグリあなんのすだちをご賞味ください。
- 経営品目
- ハウスすだち 17a
- 所属部会
- すだち部会