JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
車で片道2時間、往復4時間かけて木頭まで通い、農業に励んでいます
立川 善久さん
就農したきっかけ
息子の同級生の保護者が木頭地区の出身で、ゆずをもらったことがきっかけで農業に興味が湧きました。中高生の息子2人の移住への負担を考え、2018年10月、那賀町が募集していたフレックスタイム制の地域おこし協力隊に応募し、採用されました。週の半分は徳島市でコンビニの店長を務め、週の半分は協力隊として木頭地区で就農に向けて取り組んできました。現在は、先輩農家が栽培していた1・6aのゆずの園地を借り、剪定など栽培技術を身に付けられるよう努めています。また、30aの耕作放棄地も借りて重機で土地を整備し、新しい苗も定植しています。
周年を通じた作業
スケジュール
まだ栽培技術を身に付けている段階ですが、剪定、施肥、防除、摘果などに気を配り、先輩たちのようになりたいです。
農業の魅力
生産する仕事がしたかったので、じっくりと苗から育て、立派なゆず園にしていくことにやり甲斐を感じています。新しく定植した苗は、6年かけて生育させるので根気が入りますが、楽しみにしています。
農業経営における
最終目標
2021年9月に那賀町の地域おこし協力隊の任期が終了するので、10月から本格的に就農します。2020年からJA木頭果樹研究会に所属し、初めて出荷も経験しました。先輩農家がよく教えてくれるので、地域を活性化していきたいです。
後継者の方に
むけての一言
これから就農する人には、違う土地から来ても農業ができることを伝えていきたいです。また、苗から育てていることを見てもらえるように自分のSNSで情報発信していけるようにしたいです。
消費者の方へ一言
木頭ゆずを料理に搾ると、爽やかな味と香りが広がるので、味噌汁や「なます」などに搾ってみてください!!
- 経営品目
- 木頭ゆず1・6a
- 所属部会
- 木頭果樹研究会