JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
喜寿まで頑張りたい

米田順一郎さん

就農したきっかけ
県内の祖谷(いや)という場所で肉牛を飼っていた経験などから、農業に縁があり阿南市新野町に来て、24歳で就農しました。タケノコの栽培や酪農もしていましたが、今はイチゴ栽培一本で、桑野新野苺部会の部会長を務めています。
周年を通じた作業
スケジュール
イチゴは、2月から9月まで育苗し、8月には冷蔵庫に入庫して花芽分化を促進させる夜冷処理をします。11月から5月までは収穫と出荷をします。
農業の魅力
自分で経営できるのがいいところです。肉牛を飼ったり、酪農をしているときも牛と会話しながら農作業をしていましたが、今も毎日イチゴと会話しながら生計を立てています。
農業経営における
最終目標
70歳を過ぎたので、現状維持をしながら喜寿まで頑張りたいと思っています。「さちのか」を栽培する生産農家も減少しているので、産地を維持していけるよう後継者が増えてほしいと願っています。
後継者の方に
むけての一言
40年以上農業に携わっていますが、一生懸命やれば自分の力になると実感しているので、これから就農する方にも体験してもらいたいです。
消費者の方へ一言
精一杯栽培し、おいしい「さちのか」を届けます。「さちのか」は果実がほど良い食感で酸味があり、約40年イチゴを栽培してきた中で一番おいしいと実感しています。
- 経営品目
- イチゴ「さちのか」20a
- 所属部会
- 苺部会・研究会