JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
作業一つ一つ単純な作業のように思うかもしれませんが考えて作業した結果と考えずに作業した結果は大きく違ってくると感じています。
近藤 敏(さとし)さん
就農したきっかけ
実家が祖父の代から続く人参農家で、当初は農業を継がずに勤めていましたが、30歳頃から兼業農家として農業に取り組んでいました。今年から仕事をやめたので、専業農家になりました。現状では兼業時代から経営規模は変わっていませんが今後は農業情勢を見極めながら経営計画をたてていくことを考えています。
周年を通じた作業
スケジュール
8月、9月の米の収穫後、人参の肥料を散布し、10月に人参の播種と3月、4月の人参の収穫作業から、4月の米の田植えを繰り返しています。
人参の播種も終わり栽培管理を行っている1月、2月が一年間で一番余裕がある時期です。
農業の魅力
農業は自由時間があって自分の都合で時間管理することができるところが良いですね。
やり方によっては人並み以上に儲ける事が可能です。
農業経営における
最終目標
専業になったばかりで今後、どういう方向ですすんでいくか現時点では明確ではありませんが体力の続く限り、農業経営は続けていきたいと思います。
後継者の方に
むけての一言
農業で儲けることはできると思いますが、工夫は必要だと思います。農作業一つ一つ単純な作業のように思うかもしれませんが考えて作業した結果と考えずに作業した結果は大きく違ってくると感じています。同じ作物を同じように作っても人によって最終売り上げが大きく変わってくるという事を十分に理解して農業に取り組んでもらいたいと思います。
消費者の方へ一言
食品ロスが大きな問題となっている中で一人の農業者として感じることは一本の人参が出来るためにいろんな人の多くの手間がかかっているという事を理解して頂きたいと思います。
どんな品目でもそうですが、一生懸命作っている作り手の思いをくみ取って食べて頂けたらうれしいです。
- 経営品目
- 人参 1.8ha
米 5ha
- 所属部会
- 洋人参部会