JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
一緒に農業を盛り上げていきましょう!
野村 智晃さん
就農したきっかけ
高校卒業後、運送会社に就職しました。20歳からトラックに乗って青果物など色々なものを全国に配送しており、その当時によく耳にしていたのは「昔に比べ農産物の量が減りさみしくなった。」という声でした。その中で農家の方が高齢で人手不足、後継者不足など様々な問題があることも知りました。観光バス事業の担当していたときには、旅行の段取りをする中でその土地の美味しいものや新鮮なものを食べたい、知りたいという要望の中でそれに関わるのは農業や水産業といった第一次産業だとわかりました。
高齢化や後継者不足、耕作放棄地といった地域が抱える農業の未来を想像したときに今のままではいけないと思うようになりました。農業には可能性があり、地域活性化につながるとも強く思いました。そんなときに知人からすだちの空きハウスがあるという話を聞き、ハウスすだちという品目の可能性を信じ就農を決意しました。
周年を通じた作業
スケジュール
7月から8月の剪定作業の終了後には潅水、施肥、消毒等の管理作業を行い、11月にビニール被覆作業、内張設置作業を行い、加温を開始します。4月から5月にかけて収穫作業を行っています。
農業の魅力
会社員時代を比べ、自分の時間を多くとることが出来、自由な時間が増えました。子供たちも含めた家族との団らん時間も多く取ることが出来るようになったのが嬉しいです。(取材当日の)午後からは会社員時代にはできなかった子供の授業参観にも出席することが出来て、子供の成長をより感じることもできるし、奥さんとも二人で平日ランチに行くことができます。こういう風に家族と過ごせる時間は本当に貴重で贅沢な時間だし、幸せなことだと思いますね。
また、常に体を動かすのでデスクワークよりもストレスなく健康的で楽しいですね。
農業経営における
最終目標
当面の目標は法人化することです。今はすだちだけですが法人化した後は、様々な品目にもチャレンジしていきたいです。また、いずれはお世話になっている先輩農家さんなどからも頼ってもらえるような存在になりたいと思います。
後継者の方に
むけての一言
一緒に農業を盛り上げていきましょう!
農業には様々な可能性があり、地域活性化に繋がります!
消費者の方へ一言
安全、安心なすだちをお客様にお届けできるよう努力していきます。
- 経営品目
- ハウスすだち 42a
- 所属部会
- すだち部会