JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。
徳島県は全国一の切り花の産地です。

鎌田 浩司さん

就農したきっかけ
実家が洋ラン農家だったからです。家業を継ぐために大学は農学部へ進学し、卒業後には親元で就農し、栽培を始めました。
周年を通じた作業
スケジュール
出荷時期については、シンビジュームが12月中心で、10月から5月までエビデンドラムが1月末から6月末までオンシジュームは随時ですが、夏場が中心となっています。
6月から8月は「クラブカワセミ」にて水稲のヘリ防除作業を行っています。シンビジュームは7月から株についた花芽を暑さでとばしてしまわないよう山の涼しい環境で過ごさせる山あげという作業を行っています。1ヶ月かけて山へ運び10月から1ヶ月かけて山からハウスへ運ぶ山おろしを行います。それぞれ1ヶ月の間に2tトラックでだいたい15回くらい往復します。この山あげ・山おろしを行うのはシンビジュームでも一部の鉢だけで品種に合わせて色々な作り方があります。
農業の魅力
サラリーマンなど他の仕事の経験がないので他の仕事と比べることは出来ませんが、農業は自分のペースで出来る所が魅力かなと思います。
農業経営における
最終目標
品種の選定を含め、生産効率の良い生産物をつくりたいと思います。
生産効率を上げることで経営の安定を図りたいと思います。
後継者の方に
むけての一言
露地品目だけで経営していこうと思ったらかなりの面積が必要となります。
そういった面では施設園芸は良いのではないかと思います。是非チャレンジしてみてください。
消費者の方へ一言
徳島県は全国一の切り花の産地です。
花き類は食物ほど生活と密にかかわる品目ではありませんが、花と一括りにせずシンビジュームを含め色々な花があることを知ってほしいです。
- 経営品目
- シンビジューム、エビデンドラム、オンシジューム併せて70a 米 30a
- 所属部会
- 洋蘭部会