生産者紹介

JAアグリあなんの農業を支えていただいている
生産者の皆さまをご紹介いたします。

引退するまでには更に新しいことや品目にも挑戦してみたいと思っています。

久礼羽 哲(さとし)

久礼羽 哲(さとし)さん

就農したきっかけ

学校を卒業した後、大阪の市場で働いていました。その後、地元に帰りバス会社で大型バスの運転手をしていたのですが、親が高齢のため38歳で跡を継いで就農しました。親の代は、ハウスすだちのみの栽培でしたが、自分の代でハウスすだちの面積を増やし、ハウス蕗の栽培を始めました。

周年を通じた作業
スケジュール

10月から蕗の定植が始まり、正月からゴールデンウィーク頃まで収穫をします。7月上旬からは10月の定植に備えて前年の9月に露地に播種していた蕗の根を掘って冷蔵を開始します。4月20日頃から7月上旬まではスダチの収穫を行います。収穫後のスダチの剪定作業を8月のお盆頃までを目途に行っています。その後、ハウスの手入れと蕗の圃場に水を入れ水田にします。

農業の魅力

親の後を継ぎ就農したが、引き継いだ経営面積では満足いく経営ができなかったので規模拡大を行ってきました。いろいろ大変な事も多くありましたが、やりがいを感じることの方が多かったと思います。農業は技術の習得に時間がかかると思いますが勉強し、努力し、仕事をした分だけ結果が返ってくるところが農業の面白いところですね。

農業経営における
最終目標

今までいろんな品目や栽培技術にチャレンジしてきましたが、現在はスダチと蕗に落ち着いてはいます。引退するまでには更に新しいことや品目にも挑戦してみたいと思っています。新しいことに挑戦し、失敗もしますが上手にできたときの感激はなににもかえがたいものがあると思います。

後継者の方に
むけての一言

農業で儲けようと思えばどの品目であったとしてもいえる事は、人より多くの面積をつくらなければいけないと思います。小面積、高反収で儲けている方もいますが数量が少なければ市況や単価で経営が不安定であると思います。最終的には数量を持っている人が儲けているように思います

消費者の方へ一言

消費者の方が安心して購入できる数量を真心込めて丁寧につくっています。

これからも品質、数量ともに消費者の方が満足いくよう努力します。

久礼羽 哲(さとし)
経営品目
ハウス蕗 15a
ハウスすだち 40a
所属部会
すだち部会 ハウス蕗研究会